交通事故被害者の苦悩
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見通しの悪い曲がり角での交通事故

post on 2016/11/30

知人が自転車を運転していた時に起こった交通事故の話です。

相手は車で道路の曲がり角で起こりました。知人が左折をしたらその方向から車がやってきて正面衝突の事故です。

知人本人曰く五メートルほど飛んで意識を失ったそうです。知人が目を覚ましたのは病院でした。二週間の入院でしたが、事故の相手は一度も見舞いにも謝罪にも来ないと怒っていたことをよく覚えています。

知人の知り合いの保険屋に話を聞くと相手は自分は悪くないと言っているということでした。相手は弁護士を雇って自分に非がないことを証明しようとしているようです。というのも、交通事故が起きた曲がり角というのはカーブミラーもなく角にある家の塀で見通しが悪く、事故は避けられなかったようです。知人自身も弁護士に相談したりしていました。

それから長い話し合いが行われましたが、知人自身も前方不注意、相手も同様。しかし、やはり車を運転している方がより気をつけなければいけない、ということで過失は車を運転していた方が多くなりました。

知人はその時の後遺症で左腕がそれまでのようには自由に動かせなくなってしまいました。知人がよく言うのですが、自転車に乗っている間は自分は交通事故は起こさないし、相手が車だと相手の方が譲ってくれるという過信があった、そう思い込んでいたら交通事故に遭ってしまっていた、と。