交通事故被害者の苦悩
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交通事故はどれくらい起きているのか?

post on 2016/6/27

あなたは交通事故に遭ったことがありますか?車大国となった日本では、全国各地で毎日のように交通事故が発生しています。ときには怪我で済まない場合もあります。

警察の発表する交通事故による死者数は、2015年度は4117人でした。前年に比べると4人死者数が増加しています。また、この死者数は24時間以内に交通事故で亡くなった方の数値です。実際には24時間を超えてから亡くなる方も大勢います。また、命が助かっても大きな後遺症が残ってしまった方もいます。

車を保有する家庭が急増

戦後の日本は高度経済成長に突入したことによって、車を保有する家庭が急増しました。しかし、その車の保有者の増加に交通整備が追い付かず、交通事故で亡くなる方は1万人を超えてしまいました。特に1970年代は1万6765人もの方が亡くなり、「第一次交通戦争」と呼ばれるほどでした。

そこから交通事故による死者を減らそうと、あらゆるインフラ整備や車の安全性を高める開発が行われるようになりました。現在では交通事故の減少や交通事故死者の減少を辿っていますが、まだまだ交通事故による死者は存在しています。日本には車はかかせない交通手段です。交通事故を無くすために車を無くすことは出来ません。交通事故を無くすためにも、人々の交通安全に対する強い意識が大切になります。